2015年2月28日土曜日

Intel Edison備忘録

はじめに

Intel Edisonについての過去の投稿の内容を久しぶりにアップデートをしようとして、ログイン方法すら思い出せず途方にくれることがありました。
そこで、自分用のメモを残すことにしてみました。

用いるのはIntelが配布しているYocto Linuxとします。

ユーザー名とパスワード

  • ユーザー名:root
  • パスワード:なし

タイムゾーンの設定

参考:えびめも
# rm -f /etc/localtime
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

時刻の設定

参考:えびめも
# date -s "2014.12.3-15:55:00"

usb0のネットワークを変更する

usb0ではデフォルトで192.168.2.15/24が使われますが、これが既存のネットワークとかぶる場合、/etc/systemd/network/usb0.network内下記の行を書き換えます。
Address=192.168.2.15/24

名前、Wifi接続などの設定

参考:スイッチサイエンス
# configure_edison --setup
これを複数回実行すると、ネットワークの設定が/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf にどんどん追記されていくので、削除したい場合はファイルを直接編集します。

IPアドレス固定

参考:Intelのフォーラム
/etc/wpa_supplicant/wpa_cli-actions.shにて、下記のようにudhcpcを起動している部分を見つけてコメントアウトし、2行追加します。下記の例は、192.168.1.2に固定する場合を示しています。
if [ "$CMD" = "CONNECTED" ]; then
  kill_daemon udhcpc /var/run/udhcpc-$IFNAME.pid
#  udhcpc -i $IFNAME -p /var/run/udhcpc-$IFNAME.pid -S
  ifconfig $IFNAME 192.168.1.2 netmask 255.255.255.0
  route add default gw 192.168.1.1
fi

proxy設定

参考:OpenWrt
/etc/opkg/opkg.confに、下記の例のような行を追加します(サンプルが中にあるので真似します)。
option http_proxy http://proxyサーバー名:ポート番号/
option ftp_proxy ftp://proxyサーバー名:ポート番号/
これで、下記が通るはずです。
opkg update
opkg upgrade
他のコマンド用に、.profile にも下記を記入して保存します。
export http_proxy=http://proxyサーバー名:ポート番号/
export https_proxy=https://proxyサーバー名:ポート番号/
export ftp_proxy=ftp://proxyサーバー名:ポート番号/

sshによるログイン可能に

参考:スイッチサイエンス
外部からIntel Edisonにsshでログインできなくなった場合、/lib/systemd/system/sshd.socket 内の1行を下記のようにコメントアウトします。
#BindToDevice=usb0

0 件のコメント:

コメントを投稿